公演活動

若駒・芸能狂言 ひげのごん太のひげさわぎ

原作狂言:「髭櫓―ひげやぐらー」
脚色・演出:高木 宏
監修:大蔵流狂言師 十三世 茂山千五郎
人形美術:工房太郎

「笑いの世界」に奇想天外のおもしろさが加わった!!

ひげのごん太のひげさわぎは、狂言と大道芸を合わせて創ったお芝居です。
狂言の入門編としても観ていただけますし、華やかな大道芸は子ども達を巻き込んでいく参加型ですから、笑顔が会場にあふれます。狂言独特の人物の動き、所作、そして聞き慣れないセリフの謡!ミステリアスな響きがかえって新鮮に感じられ、とっても楽しい一時間をみなさんと一緒に過ごすことができます。

あらすじ

顔中がヒゲの大ヒゲごん太!立派なヒゲがはじめて認められ、お殿さまの行列の先触れ(さきぶれ)という大役を仰せつかった。喜びいさんで家へ帰り、女房に立派な衣装をと頼みますが「飯(まま)炊く煙も立てられない毎日なのに…」と女房は大反対。とうとうそのヒゲがあるからいけないと、近所の女房たちといっしょにヒゲを抜こうとする女房と、ごん太の戦いが始まった。さてさて、どうなりますやら・・・

作品を観た感想(先生方からのお声)

  • こんなに華やかな狂言は、はじめてです。古典芸能の中に現代の視点と、コメディーを入れてすばらしい劇でした。狂言独特の言い回しも、とても心地よい響きでした。
  • 狂言ということで、低学年では少し難しいと思っていましたが、思いのほか子どもたちが必死に観ていたのでビックリしました。

作品を観た感想(子どもたちの感想)

  • 長くて立派なひげを妻たちにとられるところがおもしろくて良かったです。どの人もすごく表現が伝わってきて見ている方も楽しかったです。
  • 女の人も男の人も話す言葉や動きにとてもリズムがあって、人の髭をそるという行動をしようとしているのにとても面白くてにぎやかな感じが動きで伝わってきました。この狂言が伝えたかったメッセージ。それは「小さなことにこだわらない心」だと思います。女房役の人がごん太に最後に言っていた言葉、「ひげはまた生えてくる」のように、なくなっても少し時間が経てばまた取り戻せるような小さいことにこだわって大騒ぎせず、穏やかな暮らしをしようということ。私はこの狂言で、笑いながら大切なことを教わった気がします。素敵な狂言を見せていただきありがとうございました。